Bean To Bar Chocolate
SATURDAYS
OUR CHOCOLATE. / 私たちのチョコレート
WHAT IS SATURDAYS. / サタデイズとは。
SATURDAYSは2015年札幌生まれ。チョコレートをカカオの生豆から作る Bean To Bar Chocolateの専門店です。カカオ豆の個性を活かし高めるため、一つひとつ異なるレシピでチョコレートを仕上げています。ほとんどの工程を手で仕上げるため、製造できる数は限られますが様々な種類のチョコレート作りにチャレンジしています。
カカオ豆選びは出来る限り現地に足を運びます。品質は勿論、適正価格以上で取引され児童労働や貧困につながっていないかを確認。地域貢献している信頼できるパートナーからカカオ豆を仕入れています。
店舗に併設のカフェでは、通年通してチョコレートを楽しんでもらえるように、オリジナルのチョコレートを使った焼き菓子やスイーツのほか、チョコレートドリンクやハスクを使ったカカオティーの他、ソフトクリーム、チョコレートシェイクなどを提供しています。
北海道ブランドとして地産地消に力を入れており、北海道産のミルクや砂糖はもちろん、十勝(音更)産の大豆や北見のミントを使ったチョコレートなどを作ったり、札幌市内のパティスリーやホテルのカフェのスイーツ用にチョコレートを卸したり、北海道の農家や企業とのコラボレーションにも力を入れています。
What is OUR Bean to bar chocolate ? /
私たちの ビーントゥバーチョコレート。
SMALL BATCH / 少量生産
カカオ豆の特徴を活かして作るBean To Bar Chocolate は、カカオ豆の種類だけチョコレートの種類があり、製法を変えたものをかけ合わせれば何種類にもなります。それぞれ異なる製造方法になるため“スモールバッチ(小規模、ハンドメイド)”となるのが特徴です。たとえば、不良豆や不純物などは手作業で丁寧にピッキング。カカオ豆の特徴に合わせて焙煎の温度や時間、スチームの入り切りを調節したり、カカオを砕く時間や滑らかにする時間を変えたり、合わせる砂糖や素材の種類を変えたりなどしています。
(一般的な製品で加えられる添加物(乳化剤・香料)などは一切使用していません。)
SINGLE ORIGIN / 特定の地域・生産地
カカオ豆本来のフレーバーやテイストを活かしブレンドせずに“シングルオリジン”(同一地域の豆)で作るのがBean To Bar の基本です。カカオ豆は大きく分けて3種類の品種が有り特徴が異なるほか、収穫地の気温や気候などの環境・発酵の方法などによって味や風味がそれぞれ異なります。その異なる個性を発見すること、また、ワインのマリアージュ同様、ドリンクなどとペアリングするなどしてその広がりを楽しむことがシングル・オリジンで作るチョコレートの楽しみ方です。
HAPPY CHOCOLATE / ハッピーチョコレート
チョコレートはヨーロッパの王侯貴族に愛され発展してきたように華やかなで高貴な印象があります。しかし、残念ながら原材料カカオの産地は過去に植民地だった背景が今も残っていたり、現在も発展途上の国だったりと貧困に苦しむ国が多いのです。
私たちはカカオ豆を選ぶときには可能な限り現地に行き品質など確認をするようにしてます。カカオ産地に行ったりチョコレートの歴史を学んだりすることで、チョコレートを作るだけではなくカカオ産地の農家やその家族、周りの環境の事を考えるようになりました。
「みんながハッピーになれるチョコレート作りを目指して。」
私たちがBean To Bar を作るもう一つのモチベーションです。
OUR PARTNER. / 私たちのパートナー
私たちは最良のカカオを選ぶために出来るだけ産地に足を運びます。現地ではカカオの品種や栽培方法・発酵の技術などを確認しますが、サプライヤーが現地でカカオを適正な価格で取引をしているか、貧困問題や自然環境の改善に貢献するなど現地に根ざしているかどうかも大切な基準です。1つのカカオをファッションのように消費して次の産地のカカオに変えたり、品質だけで選んだりすことはしません。
私たちは出来るだけ産地で社会貢献しているソーシャル・カンパニーからカカオ豆を仕入れ、使い続ける事で彼らと共に成長し、彼らの活動を応援していきます。
UGANDA / Farm of Africa
ファーム ・ オブ・アフリカは、 ウガンダにて2016年に日本人による初のカカオとバニラの栽培 ・ 加工を担う企業として設立。私たちは農薬を使わない ・ 成熟したものを収穫するなど品質の良いカカオを提供してもらう代わりに、 農家 さんたちから適正な価格で買い取り、 発酵・ 乾煤をしっかり管理することでクオリティの高いカカオ豆になるように仕上げる。そんな双方ウィンウィンの関係を築いている。
Farm of Africa - https://farm-of-africa.com/
ECUADOR / Noel Verde 高橋力榮、木戸正開(木戸農場)
農業技術者だった高橋氏がエクアドルの環境やカカオに惚れ込み会社を設立。農業知識を活かしカカオの栽培技術や発酵技術などを指導し、収穫された高品質なカカオを日本に輸入している。サタデイズで使用しているエクアドル産カカオは2種。その一つ、パッハリート(アリバ種とラミージャ種のハイブリット)は、木戸正開さんが経営する農園で栽培されているカカオ。Bean To Bar Chocolateが縁で世界で活躍する日本人とつながるのも楽しみの一つです。
GHANA / NPO法人ACE 、 立花商店(株)
認定NPO法人ACEは、ガーナのカカオ生産地で、労働にさらされている子どもたちを守り、教育を支援する「スマイル・ガーナ プロジェクト」を2009年2月から行っている。子どもがしっかりと学校に通うようになることで児童労働を予防し、カカオ農家が継続して子どもの教育に投資ができるよう、カカオ農園の経営を改善し、農家の収入向上を目指している。
ACE - https://acejapan.org/
HOKKAIDO & SATURDAYS /
北海道とサタデイズ
発展途上国のカカオ農家と同じように、北海道の一次産業に従事する人たちも苦労しています。
発展途上国が多いカカオの産地では貧富の格差や児童労働の他、環境悪化が問題になり、
日本の農業や畜産業では、高齢化や担い手不足、生産コストの増加、輸入品の増加などで苦しんでいます。
私たちは、生まれ故郷である北海道の素晴らしい食材をチョコレートなどに使用することで
生産者の意思を受け継ぎ、一人でも多くの人たちにその素晴らしさを伝えていきます。
使用している北海道食材
・てん菜糖(北海道)
・ミルクパウダー(脱脂粉乳、全粉乳:幌別町、別海町、幾分内町)
・かぼちゃ(えびす、栗ゆたか、雪化粧ほか)(フリーズドライ:佐呂間町)
・きなこ(大豆:いわいくろ、ユキホマレ)(十勝本別町)
・和ハッカ(滝上町)*季節限定
・塩(八雲町熊石町)
・りんご(ハックナイン・長沼町)
SUSTAINABILITY /
活動を継続するために。
話題性や流行に左右されやすいスイーツの世界。しかし、私たちはBean To Barを一時の流行で終わらせられない責任が有ります。
BTBをサスティナブル(持続可能)に成長させるためには「生産者(カカオ農家やその他の生産者)」「 チョコレート製造・販売(SATURDAYS)」「 消費者」それぞれの関係性が大切だと考えています。
「生産者(カカオ・食材)」
カカオ:栽培・発酵などの技術を高め品質の高いカカオを提供する。
北海道食材:豊かな環境で最良の素材を提供する。
「 チョコレート製造者(SATURDAYS)」
カカオ選びには、品質はもちろん地域貢献しているカカオを選ぶ。
北海道食材を使いその付加価値をさらに高めるような製品作りをする。
「 消費者」
味や品質・価格はもちろんですが、製品の意味やストーリーを知る努力を惜しまない。
カカオ農家・北海道の一次産業者 ⇔ BTB製造・販売(SATURDAYS) ⇔ 消費者
ヒトは新しい物やコトを吸収して成長してい行くため常に新しい刺激を求めます。しかしそれは、長い時間をかけて積み上げてきた事実を簡単に切り捨てていくことにもなります。そんな中、この関係性を最良な状態に保ちながら、同じ産地のカカオ豆を使い続けるためにはチョコレート作り手である私たちの能力が試されます。1つのカカオや食材でレシピを見直して違うチョコレートを作ったり、焼き菓子やチョコレートドリンクなど、その他のジャンルで使うには期待を超え作り続ける「Creativity / 創造力」が必要でです。
[サタデイズが同じ産地のカカオ・食材を使い続けるために行っているの工夫]
①ファンとリピーターを増やし維持するため、常に新鮮でおいしいチョコレートを作る。
②Small Batch の強みを活かし、1つのカカオや食材で幾つものチョコレートを展開をする。
③1年を通してカカオや食材を使えるよう、ドリンクやアイスクリームなどチョコレートの枠を超え展開する。
④継続することで低下する製品の付加価値を再びデザインすることで常に進化させる。
SATURDAYSのチョコレートにかかわった「生産者」「我々メーカー」「お客様」の誰かだけが得するのではなく、全ての人がHAPPY / 幸せにになれるよう挑戦します。
Bean to bar chocolate
makes everyone happy !
みんながハッピーになれる
チョコレートを目指して!